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【子育て・本】 「10代からの子育てハッピーアドバイス 明橋大二著 イラスト:太田知子 一万年堂出版」を読みました。

いじめられている人は、決して弱くなんかない。」と著者の明橋先生は書いています。

 

 タイトルからして、普通の子育て本と思いましたが、深刻な 「いじめ・自殺・不登校についての本でした。

 

しかも、かなり現場で場数を踏んだ人が書いたと推測できる内容でした。

 

お子さんがいじめられている可能性ある方、いじめているほうの可能性のある方、この本が助けになればよいと思います。

 

 
「いじめる方が悪くていじめられるほうは悪くない」
 
と、 明橋先生は断言します。
 
 
明橋先生によると、子供がいじめられていると相談してきた時、まず親が言ってあげなくてはいけない言葉は、
 
「いじめられているあなたはちっともわるくないよ。悪いのはいじめる子。いじめてくるほうが絶対間違ってる。」ということです。
 
逆に、絶対に言ってはならない言葉もあるそうです。それは、
 
「負けちゃダメだ」
「もっと強くなれ」
「やり返せ」
「お前にも何か原因があるんじゃないか」
 
です。
 
そして、
 
著者が考える、いじめがあったときの、 学校側の対処の仕方です。
 
ここでは箇条書きですが、漫画でさらにその状況が克明に詳細に書かれているのでとても参考になります。
 
①いじめられた本人から、詳しく、実際にあった ことを聞く
②いじめた本人以外で、周囲にいた人に片っ端から実際の状況を聞く
③いじめた本人を選んで事実の確認をする
④見込み捜査は絶対にしない
⑤いじめを認めたら相手の身になってよく考えさせ反省を求める
⑥ ここからの対応が二つに分かれます。
軽い気持ちでやった場合は、注意と相手への謝罪まででよく、わざとやっている悪質な場合は、⑦いじめた子の親に電話をする。このときの対応の仕方が…またすごい!え?これって、100パーセント悪いクレーマーに頭をさげるスーパー営業マン??!!くらいの心があって初めてできる対応ではないかと思いますが、詳しくは本書を読んでみてください。
⑧謝罪
いじめによる心の傷を回復させる一番の薬はいじめた人の心からの謝罪ともう二度としないという約束です
 
 漫画を読むに…、よほど この先生は場数を踏んでいるのではないかと想像できます。
 
いじめている側の子どもとその家庭にも、とても繊細にアプローチしているのが、漫画で描いてあります。
 
慣れた人だからこそかける手順…。
 
不登校に関しては、
 
学校に行けない子を無理やり登校させるのは、足が折れてる人に「走れ、こらぁ!!」といっているようなものだそうです。
 
さらに、学校にいけないお子さんについての対処法についても、具体的にかかれてあります。
 
 
この著者である明橋大二先生は、スクールカウンセラーであり、医者です。
 NPO 法人子どもの権利支援センターぱれっと副理事長でもいらっしゃいます。
 
勝手に想像しているのですが、
 
PTA会員になったら入会と同時にこの本を配るといいんじゃないかしら?すんごい、頭の良い子になりますよーっていって(一番の関心ごと?)、この本を配る。読み始めて、なんだ、いじめの本じゃない!だまされた!会費返せ!っと言いながら、面白すぎて最後までよんでしまう。その時点で、予備知識が頭に入ります。
 
いじめは、先生だけで解決するものではなく、親も必ずかかわっているから、
小学校の6年間の後半で、思春期に入る時期が来て、親子関係もガラっと変わるから、
予備知識はあったほうがいい。
 
親って全員無免許運転みたいなものだから、指南書欲しいし…。
 
太田知子さんのイラストも、かなーり、癒されます^0^。
 
PTAには、だいたいの親は、とりあえず会員になります。お金の徴収にも協力的。いわば、日本中の親が会員である組織って、すごくないですか?
 
思い出作りの行事系ばかりではなく、もっと人間の中身に影響を及ぼすような活動をしたら、さらに学校という場所が子どもにとって良い場所になるのでは、と個人的に思います。
親のソフトの部分に働きかけられる機関として、PTAを活用するとよいのでは、と思います。
 
個人的に、もっと早く、この本に出会いたかったと思いました。