ご入学、ご進学おめでとうございます!!
小学校入学=ランドセルで集団登校、ですね。どちらも日本独特らしい。
公立の小学生ほぼ全員がランドセルを使用するのは、日本だけのようです。ユニセフの「世界の子ども図鑑」という絵本の表紙を見ると、
他の国の子ども達は、民族衣装などを着ていたりするのに、
日本人は、普通のトレーナーとズボンに「ランドセル」^^;! へっ?!
そのくらい、日本特有なんでしょうね!
ランドセルは空っぽの状態でも1キロ以上。体の小さい子には、ものすごい負担。
ここら辺だと、5月くらいまでは、教科書ではなく、プリントによる授業のため、ランドセルは軽いまま。しかし、6月くらいから、教科書を毎日持ち帰るので、教科書が増える度にズンズン重くなります。
ランドセルが重いよ~って、泣きながら登校している一年生を見たこともあります。
うちの子も、一年のとき、特に教科書でかなり重たくなったとき、ランドセルで苦労しました。
肩の痛みを訴えるようになり、整形外科にまで行きました…。
たまたま学校帰りにいったので、ランドセルももって行きました。そしたら、整形の先生がそれを持ってみて
「えー、こんなに重いの!?これ背負っちゃだめだよ。他の軽いかばんにしてあげて。」と言われ、
次の日から、しばらくリュック登校しました^^;。
マザウェイズの、軽くてかわいいリュック。うすい紫色。これだと、空っぽのときでも数百グラム。ランドセルとは大違い。っていうか、これでいいじゃん!わざわざ買わなくてもぉ。
教科書を何冊も持っていっても、使わないことも多くて、なんのために持っていっているのかしら、ということもありました。
「置き勉」も禁止で、使わない教科書類を毎日何冊も持っていっては帰ってくる時期もありました。
別に、ランドセルじゃなくても、いいんじゃないのかな? 当たり前と思うから、そういう疑問すら、持たないですよね。
でも、ランドセルに限らず、当たり前すぎて疑問をもたないというのは、実はそれはとても恐ろしいことかも、と思い、
常に問題意識を持ちたいと思ってはいますが…。
ランドセル=集団行動・連帯責任を叩き込まれ、お上が決めた教科書で、お上が作ったカリキュラムの中で、使いやすい人間を育てていく教育の象徴と、あたしは思う。
なーんて、親が心配しても、小学生くらいだと、その個性は、コンクリートから生えてくるタンポポの根っこのごとく強いから、関係なく、生き延びるけどね!
あとは、「全てを疑う、疑問を持つ。」という習慣を家でつけさせようとは思っている。
「学校ってところもねえ…、結構ストレスですよね。子どもには。」なんて、分ってくれている今の担任の先生には、とてもとても感謝しています。