ある年の4月、NHKで、PTAの仕組みの改革をした結果、とても参加しやすく、負担のすくないPTAになったというニュースを見たことがあります。
そして、明日はわが身!と思い、参考に、こちらを読んで見ました↓。
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PTAの強制加入は法律違反であるとか、
PTAがない学校もあるとか、
色々興味深い事例が沢山ありました。
さて、
数年前の話です。登校班を統括しているPTAの部署である校外委員(15人位)の委員長・副委員長選びで、
「くじ」で当たってしまった人を知っています。
その一年間は、相当大変だったようです。
特に、登校班編成時期の1月あたりから、よく、暗くなるまでPTA室でマニュアル見ながらPTAのお仕事されてました…。
パートのお仕事も減らさざるを得ない(つまり世帯収入が減少)くらい、校外委員のお仕事で大変でした。
お子さんが病気のときは、家においてきてまで学校に来てました。
でも、本部に苦情を言っても、なしのつぶて、暖簾に腕押しだったそうです。
つまり、一番大変な仕事を、この委員長・副委員長がすべて負う恐ろしい仕組み!
仕事内容は、細かいことは省きますが、校外委員の仕事は多岐に渡り、主なものだけでも、
毎月の委員会(仕事分担する等)の準備、
地域連携で発生する諸々の会議・仕事、
朝の登校班見守り、
安全活動の統括、
資源回収活動、
転校・転入の度発生する、登校班の再編成作業など…があります。
「くじ」に当たった人が知り合いだったものですから、私は部外者でしたが、この部署について色々とお手伝いさせていただきました。
だって…、あまりにも不公平すぎますよね。どのくらいの仕事があるのかさえ知らされず、ただ「くじ」にあたってしまったら、後は全部よろしくね、なんて…。
おせっかいな私は、以前ちょこっと管理職をさせていただいた、昔取った杵柄で、この部署の仕事改革させていただきました。勝手に^^;。
まずは、仕事の「簡略化」、そして「効率化」、そして誰もが参加しやすい、数人に負担が集中しない、そして適材適所に配置しやすい、「仕事の見える化」です。
①「簡略化」。
とりあえず、なくてもよさそうな書類はすべて作成ストップ。結果、大分書類作成の負担は減りました。しかも、なくても済むことがわかりました。
特に、PTA会員の電話番号を印刷したものを、配布していたのですが、それももちろんストップですよー^o^;(今の時代、ありえなーい!)
②「見える化」
仕事内容を書き出し、全員が一目で分るように提示し、いつ、どんなことを、どのくらいの時間かけてやるのか、分りやすくした結果、次々と手が上がり、
③「効率的」にお仕事の分担が進むようになりました。
(今まで、一体どんな仕事がどのくらいあるのかが明確でなく、毎年その年の委員長・副委員長が暗中模索で進めてきていたようです。)
我が子が通う学校のPTA、少しでも多くのお母さん達がハッピーに参加できる仕組みになったらいいですね。