日本の中でヌクヌクくらしていたら、世界のことは分らない。
コンビにでも手軽に手に入る飲料水。
飲み水がないから、泥水を仕方なく飲まなくてはいけない、ヨチヨチ歩きの子供が世界に沢山いるのにね。
その子は、下痢で死んでしまうんだ。
なんという差だろうね。
さて、
赤ちゃん連れのお母さんが、とっさに避難する場合、最低限持っていくとしたら、母子手帳と水、この2点であるというのを、
防災アドバイザーがテレビで言っていました。
それくらい大事な「水」。
だけど、日本の水源地を、外国人は、やっぱり買っているらしい。
「山を売ってくれないか。欲しがっている中国人を紹介したい。」
という話を知人からされている人も実際にいる、とこの本に書いてある。
目的は、山そのものじゃなくて、そこに出る「水」。
ある雑誌のオーナーも、「中国人が水源地をあちこちで買っている」とyoutube で話していました。
これからの私達の大事な「水」はどうなっていくのでしょうか...。
著者は、水ジャーナリストの橋本淳司(はしもと じゅんじ)さん。
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こんなすごい人がいたんだなあと、今更ながら知りました。
内容を少し紹介します。
「日本人の生活用水の平均使用量は、1人1日約300リットル、二リットルのペットボトル水で150本」なんだそうです。
ほんとかな~、って思いました。
そこで、この本では、
1日300リットルのところを、なんと50リットルで、小学生が実際に合宿で生活してみた様子が詳細に書いてあります。
なぜ50リットルかというと、
それが、世界で「人間らしい暮らしをするための1日の最低限の水量」なんだそうです。
でも、トイレって、1回流すと10リットルくらい使いますので…。
トイレ、行けませんねぇ。
小学生達は、どうやって50リットルで1日生活したのでしょうか!?
(大人がこんな合宿したら、さぞかし陰険ムードになりそう…。)
感想文にもいいんじゃないかと思います。
小学生諸君、
テレビじゃなくて、本を読もうね。
テレビはスポンサーの言うことを聞かなきゃいけないから、
内容が捻じ曲げれてる場合もあるからね。
子供だけでなく、大人も読んでみましょう!