最初に、2021年の記事のリンクを貼らせていただきました。
「ピンポーン。」
いよいよ電子ピアノの修理のおじさんが家に来ました!ワクワク。これで電子ピアノが直るよー。
すごい大きな部品を持ってくるんだろうなと予想していましたが、、、、
肩掛けカバンと手提げのみ。あれ?荷物少なくない?
あの肩掛けバックのようなものに、88鍵盤が入ってるのか…?
さて、
修理のおじさんは、
ピアノの右側をひょい、左側をひょい、と移動して、窓辺においていたピアノを、部屋の真ん中に移動。
おー、いよいよ即作業開始か!
ピアノを開けてた状態を見せてもらいました。
その中から、鍵盤をひとつ取り出して、
鍵盤の一番向こう側の先っぽを指差して、
「ここについてるフェルト(1センチ×1センチくらい)が、上の部品にくっついちゃうから、この鍵盤が下がって来づらくなって、重くなってるんです。」
と説明してくれました。
「ですので、このフェルトを88鍵全部交換します。」
そうか?!
鍵盤そのものを交換じゃなくて、このフェルトを交換するってことだったんだ!(ここで初めて知る…。)
だから、荷物が少なかったのね(かばんに88鍵持ってくるんかと思ってた^^;)。
私 「えーと、じゃあ、また3年後くらいにフェルト交換ですか?」
職人さん「いえいえ。たまたまこのピアノにつかったフェルトがね、最近新しく開発したフェルトなんですが、このフェルトを使ったピアノは、こういうふうに、鍵盤が重くなったりしちゃうんですが、
むかーしから使ってるフェルトだと、こうはならないんです。
新しいからっていいとは限らないみたいでね。」
ほほう。おなじCA67でも、ものによって使ってるフェルトが違うとな!
たまたま、うちは、新しく開発されたフェルトを使ったCA67を買っちゃったってワケなんですね。
で、同じCA67でも、昔から使ってたフェルトを使用したピアノは、こうはならない、ってことなんだねー。
それから2時間ほどかけて、職人さんは、フェルトを張り替えてくれました。
私は別部屋にいたのですが、どんな感じかちょろっと除いてみると、
床に座って、なにやら機械を使って作業をしてらっしゃいました。
まるでわらじ職人のようでした。
88鍵盤分、手仕事。
職人オーラがばりばりでていました。
これぞ職人!久しぶりに見るなあ。職人さん。
2時間経つと、ピアノの音が聞こえてきて、「終わりましたー!」と教えてもらい、
娘が引いてみると、気持ち良さそうに今回の発表会の曲を弾いていました。
「すごく弾きやすい!前と同じ状態だよ。」と満足。
ピアノ弾けない私でも、鍵盤押した感じは、修理してもらったあとは、
まるで違いました!
今までのは、本当に引きづらかっただろうなと思います。
これで、やっと遠ざかっていたピアノの練習も、復活するかなあ^^;。
ですので、カワイの電子ピアノCA67(↓)を使っていて、なんだか最近鍵盤が重いなあと思ったら、職人さんがフェルト交換してくれますよ~。もちろん無料です^^。
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こっちがカシオで↓、
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