某小学校対抗のサッカー大会で、競技中に、6年生が一人救急車で運ばれてしまいました。
目か頭を強打したようで、グランド上で丸まり、全く動けない。
タンカで運ばれ救急車に乗せられて搬送されました。
何も後遺症が残らないことを祈るしかないです...。
こういうことになると、スポーツ嫌いの私でも、いろいろと、スポーツについて考えざるを得ないです。
よくよく考えると、
基本的に、小学校対抗のスポーツの大会って、
完全、強制参加!(PTAみたい!)
子どもが(参加する・しないを)選択する余地は全く無ーし!
思うに、
素人同士のスポーツは、危険ではないか、
そして、それが、
公立小学校で当たり前のように行われていることが怖い。
サッカーを習っている場合は、
サッカーチームには、プロのコーチがいて、
基礎練習、知識、ともに何時間もかけているわけですよ。
怪我するかもしれないけれど、でも、好きだし、サッカーをやりたいから、
保護者も、本人も、怪我の可能性を理解し了承したうえで、練習なり、試合をやっているわけです。コーチも、危険なプレーは指摘するはず。
しかぁし!
小学校では、
専門家でもなんでもないコーチ(担任)から教わり(いやいや、サッカー経験のない先生方本当にお疲れ様です。)、
「体育」の年間カリキュラムに数回あるサッカーの授業でちょっと練習しただけで、
全員出場強制で、
もう、いきなり試合?
それって、
サッカー、ナメてない?
スポーツによる怪我を、ナメてない?
形だけ、雰囲気だけ、思い出作りだけ、求めてない?
しかも、この中学受験の時期に...^^;。
(あ、受験する子は皆さんサッカー大会休んでますが。)
さて、本日の試合の様子です。
サッカー経験なしがほとんどの女子小学生同士の場合、こうなります↓。
サッカーの試合中の女子を描写してみると、
「なんだかよく分からないけどぉ、ボールを追いかけて走らなくちゃ、いけないみたでー。だからアタシ、今、グランドにいるんだけどー、で?ボールが来たら、何すればいいワケ?あ、とにかく蹴って走ればいい?あ、はーい。あー、はやく終わんないかなー。」
サッカーの試合中の男子を描写してみると、
「おー、ボールだ!ボールだ!ボールだから、とりあえず、思い切り蹴っちまえーーー!おりゃーーー!(ボールは、あっちにぽーん。こっちにぽーん。グランド上に弧を描く。)
このように↑、男子の場合、力が強いため、技術なしで、エネルギーばかり空回り。試合となると、さらに、はりきっちゃう。とりあえず、全速力で走ってボールに追い付く、ぶつかる、思い切り蹴る...。
(だから、サッカーというよりは、うーん、なんか、別のスポーツに見える。)
今回、試合中の事故は、このような状況下↑で、突然起こりました。具体的なことは、省きます。
グランド上で動かなくなった男の子が、自分の子どもだったらと思うと、ゾッとします。
このようなことは、多分、組体操と同じで、あちこちで事故が起こっていると、個人的に思っています。マスコミが取り上げないだけで...。
このように、スポーツは、やり方がきちんと身についてないと、怪我する可能性も、高くなる、と思います。
それを重々承知の上で、教育委員会とか、自治体とか、文部省?とか?、決めてるんでしょうかねえ。
まとめると、
小学校対抗のサッカー大会は、
プロの適切な指導もなく、
果てしなく少ない練習時間数でちょこっと練習しかしてない12歳以下に、
子どもや保護者に、
試合に出ないという選択肢も与えず、
怪我の可能性に対する同意もなしで、
行われます...。
無責任すぎじゃね?
よーく考えてみると、そういうことじゃね?
って、思っちゃいました!
今まであまり関心なかったけど...。
そういえば、
つい最近まで、あんな危険な組体操が当たり前のように行われていたことに、
大人たちの思考停止の恐ろしさを感じます。
「そんなことを言っていたら何もできないじゃないかぁー!」
いやいや。
スポーツとか、体育とかって、
あるでしょ!ほかに色々。体を動かすことって。
サッカーは、今、ブームだからカリキュラムに入ってるだけじゃない?
こちらは、お医者さんからの警告です↓。
サッカー、子ども、脳震盪などでも検索すると沢山でてきます。
余談ですが、
美しく踊るバレリーナ。
そう。バレリーナは美しい。
でも、あういう独特な踊りができるということは、
身体の靭帯が伸びきっており、筋肉が落ちるとガクガグになってキケンだそうです。
つま先はボロボロになります。
何をするにも、得るもの、失うものを天秤にかけて、自分で選べるようになるのがいいと思います。
(しかし、繰り返すと、学校では選択肢などないのです。)