よちよち歩きのこどもと図書館に行って見つけて以来、こどもより私が気に入り購入しました。
だって、タイトルが「ママだいすき」なんだもの。
まどみちおさんの文が
ましませつこさんの「ふわふわ綿」のような
温かく可愛い絵に
ぴったりしっくり。
羽を広げたママ蝶々に、こども蝶々、つまり青虫が
「わあ きれい ママ」といってくれたり
ママ金魚についていく沢山の子金魚たちが
「ママと おでかけ」。
そのページの場面だけではなく、
その絵の場面が始まる前後のストーリーもすべて
語っているような、ことば。
俳句でもない、短歌でもない、
まどみちおさんのことば。
絵本の読み聞かせは、
こどもへの、世界に一つだけのプレゼント。
そのひとときにしか存在しない
声と絵画と言葉の芸術シアター。
永遠に残る時間と空間。
さあ、それでは、
読み聞かせ劇場、はじまり、はじまり~。