(この記事を読み返してみて、自分はなんてせこいんだろう、と思った(^^;))
相手に喜んでもらう、それが、私がメルカリをやってて楽しいことの一つ。
しかし、メルカリの利用法は、人それぞれ。それでよい。
さて、
私は、今回、意中のレアな品を手に入れた。
しかし、そこにあまり喜びがなかったのはなぜか。
(つまり、私は、メルカリは楽しむもの、という利用者である前提だ)
考察してみた。
2ヵ月前くらいか、「これ欲しい!」と思って、ずーっと
「出品されて出てこーい!」と念じていたものがついに出品された!
半年に、2点、というレアものだ。
やっと念願のものを引き寄せたのだ!
しかし、、、、、
なぜかワクワクがでてこなかった(買ったけど)。
かなりクールに、大金を払った。
こんなレアなかわいいシロモノが出品、しかも、「出てこい!」と念じていたものなのに。
それは、なぜか。
買い物は、「体験」だ。
その「体験」の部分が、今回は、「カネを支払う」だけだったからだと思う。
相手は、文章は丁寧だった。
好きな人に買ってもらって嬉しいとも書いてあった。
だが、しかし、丸見えなのだ。
「誰が何をどういう気持ちで買おうが、高く売れればそれでよい。」という、売り手の心が。
だって、馬鹿みたいに相場より高いんだもん!
これって、値引き交渉前提で設定している値段でしかありえないのに、値引きはしないやつだ、とも直感で分かったのだ。
私は、「値引き交渉」の意味は、
「あなたが買ってくれるんだったら、うれしい。」という気持ちの表れだ、
と思っている。
だから、私は値下げ交渉があったら、大幅値下げは無理でも、必ず値下げをする。
今回の売り手は、「値下げ交渉には応じない」姿勢をビンビンに出していた。
「お値下げ不可」と書かなくても、メルカリのその人のページを見れば、分かる。
つまり、
半年以上前から出品しているが、売れている商品がかなり少ない、
sold out の品は、値下げ交渉はされおらず、そのままのお買い上げ、
相場よりかなり高い値段設定をしているが、値引きをしない
(多分、相場は、調べていない、または、もっと高くしてやろうという気持ちがある、つまり、モノの価値が良く分からない)
5000円、とか、10000円、とか、丁度良い数字の値段設定である
(値段設定もあまりよく考えていない)、
=
譲る、という気持ちが、ない
=
高く値段設定しておいて、
=
「あたし、こういう、誰もが欲しがるものを持ってるけど、買えるなら買えば?」
=
それを高い値段で買うアホが引っかかったらラッキー
ぐらいの気持ちで出品していると思われる。
(ご本人は、そういう気持ちはないと思うが、受けての方は、少なくとも私は、そういう印象を持った)
だから、そういう売り手に対しては、絶対私は値引き交渉をしない。
なぜなら、絶対、そういう人は値引きをしないからだ。
こういう売り手は、「私買うよ」といって「ちょっと負けてくれる?」と言っているのに、
それを断る、と確信している。
「負けてくれる?」ときいて、断られた相手から、
それでもこの人から買いたい、と思う人もいるが、
今回の人からは、値下げを断わられた上で買いたいとは思わなかった。
なぜなら、
「高く売れればいい。売れ残っても、在庫に場所をとらないから問題なし。高いなあ、と思ったら買わなければいいでしょ。」だからだ。
前述のとおり、利用者それぞれが、好きなやり方をすればいいと思っている。
それができるメルカリが、私は好きだ。
そして、
色んな売り手、買い手を観察するのが、とても楽しい。
まとめると、、、、要するに、、、
欲しいものを手に入れたが、
おカネをむしり取られた気分で、
買ったけど、なんか嬉しくないな、
それはなんでだろうな、
という考察でした。
お・し・ま・い。